テーマ：院内ウイルス感染症制御のQ＆A

ディスカッサー：
青木　洋介（佐賀大学医学部附属病院臨床検査医学／感染制御部）
萱場　広之（秋田大学医学部附属病院病態検査学／感染制御部）
出口　松夫（大阪大学医学部附属病院臨床検査部）
朝野　和典（大阪大学医学部附属病院感染制御部）（司会進行）

テーマ：医療関連感染の制御―注目すべき微生物への対応ー

司会：小野寺昭一（富士宮市立中央病院）
　　　岡田　淳（大東文化大学　スポーツ・健康科学部健康科学科）

1．Clostridium difficile 感染症
　加藤　はる（国立感染症研究所　細菌第二部）
2．ノロウイルス感染症
　田中　智之（堺市衛生研究所）
3．Acinetobacter baumannii
　山根　一和（国立感染症研究所　細菌第二部）
4．多剤耐性緑膿菌（MDRP）
　松本　哲哉（東京医科大学病院　感染制御部）

テーマ：H1N1インフルエンザ対策を総括する（新型インフルエンザ調査委員会）
【基調講演】
司会：相馬　一亥（北里大学医学部救命救急医学）
・Pandemic (H1N1)2009 influenza in Australiian and New Zealand intensive care
　Steven A. Webb(University of Western Australia)

【シンポジウム】
司会：妙中　信之（宝塚市立病院）
　　　落合　亮一（東邦大学医療センター大森病院麻酔科）

1．2009年新型インフルエンザ（A/H1N1）パンデミック：小児領域からのまとめ
　中川　　聡（国立成育医療研究センター病院集中治療科）
2．2009年新型インフルエンザ成人呼吸不全例集積データからの総括
　小谷　　透（東京女子医科大学麻酔科学教室）
3．新型インフルエンザに対する地域基幹病院としての対応を考えるー反省と今後の耐性作りへー
　杉山摩利子（公立陶生病院）
4．新型インフルエンザから学んだこと：行政からの展望
　浅沼　一成（内閣官房新型インフルエンザ等対策室）
5．ICUに入室した新型インフルエンザ（2009-H1N1）感染患者データベースの分析と今後の課題
　多治見公高（秋田大学大学院医学系研究科医学専攻病態制御医学救急・集中治療医学講座）
6．総合討論

テーマ：ICDと細菌検査室の連携

司会：松本　哲哉（東京医科大学病院感染制御部）
　　　堀　　誠治（東京慈恵会医科大学病院感染制御部）

1．臨床医、ICDが微生物検査室に求めるべきこと
　大塚　喜人（亀田総合病院臨床検査部）
２．アウトブレイクの際の検査室との連携
　福井　康雄（高知医センター集学診療部感染症科）
3．検査室との良好なコミュニケーションを作るには
　竹村　　弘（聖マリアンナ医科大学病院感染制御部）
4．サーベイランスを活用した感染対策
　山口　征啓（健和会大手町病院感染症内科）
5．耐性菌対策における外注検査施設との連携
　村谷　哲郎（株式会社キューリン検査部）

テーマ：感染症予防対策講座

司会：大石　和徳（大阪大学微生物研究所）
　　　渡辺　　彰（東北大学加齢医学研究所抗感染症薬開発研究部門）

1．感染経路別予防策をもっと知る
　徳江　　豊（群馬大学医学部附属病院感染制御部）
2．誤嚥性肺炎の予防対策
　大類　　孝（東北大学加齢医学研究所老年医学分野）
3．結核の発症予防対策〜化学予防から潜在性結核の治療へ〜
　猪狩　英俊（千葉大学感染症管理治療部）
4．マクロライド少量長期投与療法の適応と実際
　門田　淳一（大分大学医学部総合内科学第二講座）
5．ワクチンによる予防の適応と実際（インフルエンザ、肺炎球菌を中心に）
　渡辺　　彰（東北大学加齢医学研究所抗感染症薬開発研究部門）

テーマ：免疫低下患者の結核の特徴と対策−発病の早期判断と発病防止のために−
座長：重藤えり子（国立病院機構東広島病院）
　　　武内　健一（岩手県立中央病院）

1．結核の発病リスク−諸疾患における結核発病の危険率
　猪狩　英俊（千葉大学医学部）
２．免疫低下者における結核の特徴
　永井　英明（国立病院機構東京病院）
3．免疫低下者における結核診断の問題点
　松本　智成（大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター）
4．免疫低下者における結核発病防止ーLTBIの診断と治療
　佐々木結花（JR東日本健康推進センター）

テーマ：TDMとPK/PD理論による感染制御としての抗菌薬適正使用

座長：三笠　桂一（奈良県立医科大学）
　　　唯野　貢司（北海道医療大学）

1．PK-PD理論に基づいた抗感染症薬の適正使用
　三鴨　廣繁（愛知医科大学大学院医学研究科　感染制御学）
2．TDMとPK-PD理論による感染制御しての抗菌薬適正使用
　木村　利美（東京女子医科大学病院）
3．抗菌薬適正使用の実際：選び方と使い方
　笠原　　敬（奈良県立医科大学医学部　感染症センター）

テーマ：近年、問題となっている抗菌薬耐性菌とその対策

司会：小林　寅喆（東邦大学医学部看護学科）

1．わが国で急増するESBL産生P.mirabilisの実態
　金山　明子（東邦大学医学部看護学科）
2．歯性感染症における主要原因菌のβラクタマーゼ産生
　栗山　智有（金沢大学大学院医学系研究科）
3．臨床現場で監視と対策が必要な新型多剤耐性菌
　荒川　宜親（名古屋大学伊大学院医学系研究科）

テーマ：運動器と感染：新たな地平に

座長：西坂　文章（近畿大学医学部整形外科）
1．院内総力によるMRSA感染対策と診療
　宮良　高維（関西医科大学第一内科）

座長：赤木　將男（近畿大学医学部整形外科）
2．運動器外科領域の感染予防ーガイドライン再考ー
　正岡　利紀（東京医科大学整形外科）

テーマ：思わぬ院内感染で、うろたえないために

司会：外園　千恵（京都府立医科大学）

1．眼科領域における感染対策
　星　　最智（藤枝市立総合病院　眼科）
2．小児入院患者における感染対策
　清水　恒広（京都市立病院　感染症内科／小児科）
3．多剤耐性菌の動向とその院内感染対策
　八木　哲也（名古屋大学医学部附属病院　中央感染制御部）

テーマ：耐性菌感染症の拡散防止へのアプローチ

司会：鈴木　賢二（藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院耳鼻咽喉科）
　　　堀　　賢　（順天堂大学医学部附属順天堂医院感染対策室）

1）耐性菌を選択しないために
　a．上気道感染症：矢野　寿一（東北大学臨床微生物解析治療学）
　b．下気道感染症
　中村　敦（名古屋市立大学大学院医学研究科腫瘍・免疫内科学感染制御室）
2）耐性菌を広げないために
　a．洗浄・消毒・滅菌のピットフォール
　白石　　正（山形大学医学部附属病院薬剤部）
　b．標準予防策の導入と実践
　満田　年宏（横浜市立大学附属病院感染制御部）

テーマ：他職種多領域の連携と感染制御

座長：伊藤　重彦（北九州市立八幡病院外科）

1．久留米大学病院におけるICT活動の現状：
　渡邊　　浩（久留米大学医学部感染医学講座臨床感染医学部門）
2．ICT機能のマネジメント
　青木　洋介（佐賀大学医学部附属病院感染制御部）
3．抗菌薬適正使用における薬剤師の役割
　北原　隆志（長崎大学病院薬剤部）
4．北九州市の地域感染対策の取り組みについて
　古賀佐代子（北九州市保健福祉局保健医療部保健衛生課）

テーマ：院内感染における病原真菌と真菌感染症

座長：菊池　　賢（順天堂大学医学部感染制御科学）
　　　前﨑　繁文（埼玉医科大学医学部感染症科・感染制御科）

1．真菌症診断の現状と課題
　大野　秀明（国立感染症研究所生物活性物質部）
2．呼吸器真菌症の基礎と臨床
　吉田耕一郎（昭和大学医学部臨床感染症学）
3．血液疾患領域の真菌感染
　髙田　　徹（福岡大学病院感染制御部）
4．臓器移植における真菌症
　光武耕太郎（埼玉医科大学国際医療センター感染症科・感染制御科）

テーマ：医療関連感染防止の新たな動き

司会：金光　敬二（福島県立医科大学感染制御・臨床検査医学講座）
　　　森兼　啓太（山形大学医学部附属病院検査部）

1．血管留置カテーテル感染症における感染対策
　國島　広之（東北大学大学院感染症診療地域連携講座）
2．カテーテル関連尿路感染予防
　森澤　雄司（自治医科大学附属病院感染制御部）
3．手術部位感染防止対策
　針原　　康（NTT東日本関東病院手術部・外科）

テーマ：変貌する薬剤耐性病原体とその対策

座長：中野　貴司（川崎医科大学小児科学）

1．抗インフルエンザ薬耐性インフルエンザウイルス
　奥野　良信（一般社団法人阪大微生物病研究会観音寺研究所）
2．多剤耐性菌感染症
　春田　恒和（神戸市立医療センター中央市民病院小児科）
3．マクロライド耐性マイコプラズマ感染症
　尾内　一信（川崎医科大学小児科学）

テーマ：歯科医療における感染予防のフロンティア

司会：泉福　英信（国立感染症研究所細菌第一部）

1．多剤耐性菌と院内感染について
　鈴木　里和（国立感染症研究所細菌第二部）
2．歯周病とウイルス感染症との関わりについて
　落合　邦康（日本大学歯学部細菌学教室）
3．歯科診療における汚染状況の把握とその対策について
　苔口　　進（岡山大学大学院医歯薬学総合研究科口腔微生物学分野）

テーマ：忘れてはいけない結核

座長：前田　光一（奈良県立医科大学感染症センター）

1．忘れてはいけない結核
　鈴木　克洋（国立病院機構近畿中央胸部疾患センター）
2．病院における結核とその対策
　高倉　俊二（京都大学大学院医学研究科）

テーマ：Healthcare associated infections
　　　　〜外科医が知っておくべきトピックス〜

座長：織田　成人（千葉大学大学院医学研究院　救急集中治療医学）
　　　楠　　正人（三重大学大学院医学系研究科　消化管・小児外科学）

1．Surgical site infectionと医療費〜MRSAのインパクト〜
　清水　潤三（大阪労災病院　外科）
2．Surgical site infection　日本の現状と最新の防止対策
　森兼　啓太（山形大学医学部附属病院　検査部・感染制御部）
3．重症感染症〜外科的マネージメントと血液浄化療法のタイミング〜
　清水　智治（滋賀医科大学　外科学講座）
4．外科医が知っておくべきVAP
　今井　　寛（三重大学医学部附属病院　救命救急センター）

テーマ：ICDが知っておくべき性感染症の知識

座長：吉田　正樹（東京慈恵会医科大学附属病院　感染制御部）

1．STDとしてのウイルス肝炎
　四柳　　宏（東京大学医学部附属病院　感染症内科）
2．HIV感染症の現状ー曝露後予防も含めてー
　照屋　勝治
　 （国立国際医療研究センター病院　エイズ治療・研究開発センター）
3．皮膚科医から見た梅毒
　尾上　智彦（東京慈恵会医科大学附属病院　皮膚科）
4．疥癬・毛ジラミ症
　石井　則久（国立感染症研究所　ハンセン病研究センター）